自分自身に【手間をかける】ということ
こんにちは。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。
過去10年のブログは→コチラ
手間をかける。ということ
先日は、毎年作っている【ゆず茶】を今年も作りました♪
そのまま料理に使うのも良いけど「もうひと手間」かけた【ゆず茶】。「手間をかける」事でやっぱり【愛おしさ】がわいてきますね♪
以前もブログで書きましたが→【手間をかける】という事って、やっぱり良いなぁ♪と、改めて実感したので、今日はその事にについてです。
愛おしさ
私の乗馬クラブには、沢山のメンバーさんが、自分の【大切な時間】を使って【自分の為に】乗馬のレッスンに来て下さっています。
私達のレッスンで大切にしている事は【馬とのコミュニケーション】
言葉を話さない馬とのコミュニケーションでは、馬が示してくれた【馬の反応】が答えなので、その大切な【馬の反応】を【感じる力】が必要になります。
そして、深く【馬と繋がった感覚】を得るには【大切な時間と手間】を【自分自身と馬】に、かけなくてはいけません。
だからこそ、皆さん例外なく【馬が大好き】で【愛おしさ】を感じて下さっているんだなぁと思っています(^^)
自分の内側の世界
心も実は同じだな。と、感じています。
人は、自分の内側の【価値観や信念】という前提・フィルター(ビリーフ)を通して、人や出来事という世の中を見ています。
と、いう事は、その方が表現したり、会話の中での【言葉自体】が、その方が見ている【内側の世界(ビリーフ)】という事です。
・私は中々人と繋がれない →(私は自分と繋がれていない) ・大きな孤独感がいつも在る →(私は自分で自分を孤独にしている) ・誰も私の事を分かってくれない →(自分が自分を分かってあげていない) ・私は人から大切にしてもらえない →(自分が自分を大切にしていない) ・自分や家族を犠牲にしてまで困っている人を助けたくなる →(本当に助けて欲しいのは自分) ・世の中や周りの人への不平不満ばかり →(自分の生き方、そして自分自身への不満) |
【内側の世界】とは、上記の( )のように、自分が自分をどのように認識していて、どのように扱っているのか?の事で、
その【認識した感覚(思い込み・ビリーフ)】で周りの世界を見ているので、太文字のような言葉となって、出てくるんですね。
まるで、自分の外側に【原因】があるような言葉になっていますが、本当の答えは【自分の中】に存在する。という事です。
そして中には【私、自分の事が好きじゃないです】と、言われる方も居て、
そもそも自分を大切に扱い、自分に「手間をかける」という事を、普段からしていないと、そのような感覚になってしまうのも、分かるような気がしますね。
乗馬から自分自身へ
先日、大阪から乗馬のレッスンに来て下さっているメンバーさんから、実は嬉しいメールを頂きました。
とても【行動力】がある彼女。興味関心の幅も広く、色んな事に挑戦し、とても充実した日々を送っていて、私がしている【ビリーフチェンジ】にも、
関心は在るものの【私には特に必要ない】と、感じていらっしゃいました。
だけど【心のメンテナンス】をする。という事は【自分に手間をかける】という事。好奇心旺盛な彼女は【ビリーフチェンジ】を受ける事に。
そして、回数を重ねていき【何もない・私は大丈夫】と、思っていた自分自身にも、隠れた「トラウマ」が在り、それが自分の人間関係や行動に影響を与えていた事を実感されました。
心理セッションを受け始めた頃に、彼女自身のブログにも、
このように、書いて下さっていました。
やっぱり【自分に手間をかける】ということをしていくと、嫌いだった自分自身にも少しづつ【愛おしさ】が生まれてくるんですね♪
すると、自分自身の前提(ビリーフ)が変わるので、世の中の見え方、人との関係性にも変化が出てこられました。
日常に隠れた「普通と我慢」
更に頂いたメールです。
車や家も定期的にメンテナンスという【手間をかける】ように、そして身体も運動をするように、実は心もメンテナンスという【手間をかける】事で、
もっと自分らしく、更に幸せに生きる事ができるようになります
彼女が書いていたように【普通だと思っていた】事【日常の些細な事】にも、実は自分自身の【思い込み(ビリーフ)】が影響しているけど、
それしか【知らない】それが【普通】と思っているので、我慢している事や嫌だと思っている事すら、そもそも【気づかない】という方が、実はほとんどなんです。
ビリーフチェンジの心理セッションでは【内側の世界】に気づき【自分が自分を大切にしていく】練習をしていくことで【自分自身に手間をかけてあげます】
是非、多くの方が【自分自身に「手間をかける」】ようになると良いなぁ。と、感じました♪
最後に、ビリーフチェンジは、確かに素晴らしい心理療法です!
だけど【受けてみる】と、決めて自分自身に【手間をかける】という選択をしたのは、彼女本人!私はその行動をした彼女こそ、本当にすごい!と、思いました(^^)
Sさん、ありがとうございました。
では、又月曜日に♪