6年目の【心・氣・体】勉強会

こんにちは。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの、宮﨑くみこです。

 

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最後の【心理学基礎講座】10月からスタート

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※来年より中級講座】がスタートします。参加資格は【基礎講座3回全て受講済の方のみとなります。

 

【心・氣・体】勉強会とは

この勉強会では、参加する仲間の体験や、その時起きている世の中の事などを【心理学】を通して、紐解いてみたり、ワークを通して自分自身で体験し気づきを得たり等、問題解決や、自己成長、自己実現に向けての勉強会です。

先日のワークの様子

また、とーちゃんが学んだ、国際伝統中医学の陰陽五行・未病を中心に心と身体についても、深く学びます。

 

私達人間も自然の一部。という事は【自然の摂理】の中に、とても多く【本来の生き方のヒント】がある。と、私達は実感しています。

 

そして、この勉強会の一番大きな特徴は【続ける場所】です。

 

1-1安心・安全な場所が無い

今から約6年前、2017年9月30日から、毎月1回のペースでスタートした【心・氣・体】勉強会。今月は、先日9月9日(金)に開催し、ちょうど6年目となりました♪

6年目となる先日の勉強会

始めた当初、子育てで悩んでいたママ、そして職場の人間関係や、親族との関り、夫婦関係など、お1人お1人それぞれが、多くの悩みを抱えていらっしゃいました。

 

普段、友達も居て、家族もいて、職場の人や地域の人との関りもあります。

 

だけど、そのような中でも、なぜか?孤独感というものを抱えていたり【居場所が無い】と、感じていたり、本当は深く繋がりたい相手と【上手く繋がる事ができない又はイライラがずっと続くなど

 

本当は皆と心地よく過ごしたいのに、その【相手や集団が悩みの種】となっているかたにとって、実は、その根本となるものは安心・安全な場所が無いと、自分自身の心が、そう無意識感じているからなんです。

 

1-2無いの感覚

本来、幼少期に大好きなママやパパ、兄弟姉妹という【家族】との【安心・安全な場所】で、【心地よく人と繋がる】という【経験】をする事で、

 

世の中に出た時、大好きな彼や夫、こども、そして友達や職場、地域の人達と、自分という軸があり、そんな中でも相手を尊重し心地よい繋がり】を自然にする事ができるようになるのですが、

 

上記のような悩みを抱えているかたの多くは、本来であれば、自分らしく(こどもらしく)振舞う事ができ、安心・安全なはず家族の中で、

 

親に気を使ったり、我慢をしたり、言いたい事が言えなかったり、褒められる過剰に頑張ったり、甘える事ができなかったり、逆に親の心の面倒を見ていた等、

 

そもそも【家族の中に安心・安全が無かった(無い時が多かった)】という感覚根本に抱えているかたが多いように思います。

 

1-3ヤーロムの集団療法

アメリカの精神科医、ヤーロム(lrvin D.yalom)という方は「対人関係論的アプローチ」の研究者として。対人関係論に基づく集団療法を強調した方で

集団療法の発展には

・「依存性」

・「葛藤・支配・反抗」

・「乗用・信頼感・親近感・凝集性」

という

3つの発展段階がある

と考え、対人的学習は

様々なレベルで起こり

その中でも

感情修正体験が重要

だと強調しています

 

そして【グループが与える11の治療的要因】というものを提唱されています。

①【希望の注入】

・他の人が良くなるのを見て「自分も」とい希望を持つこと。「ここに来るとホッとする」「なんとかやっていけそうな気がする」等、将来への希望が持てる場面を得る事ができる

②【普遍性】

・自分一人だけが悩んでいるのではない。という感覚。様々な人々と接する事で「自分だけではない」という安心感が得られる。

③【情報の分与】

・病気の症状や、日々の生活の困りごとへの対処法など、他のメンバーから自分に役立つ情報を得ることができる。

④【愛他主義】

・他の参加者を助けて、自分が役に立っているという感覚。グループでの自分の言動が誰かの役に立ち、誰かに喜ばれることで、自分自身が必要とされている存在だ。と、感じることができる。

⑤【原初的家族関係の修正的反復】

自分の家族の中で体験した事の繰り返しが起こる。しかし、現実の家族と異なる「許容的なグループ」で、受け入れがたい感情すら受け入れられる「体験」を通し、過去の圧倒的な感情の陰に隠されていた別の感情に気づくことができる。

⑥【社会能力の発展】

・人付き合いが上手になる。【安心感のあるグループ】の中で、疑似的な社会体験を得て成長することができる。

⑦【模倣行動】

・人のまねをしながら、自分の行動を考える。生活技能、対人関係において、他のメンバーが持つパターンを参考にしたり、模倣して新しい対処法を得ることができる。

⑧【人間関係の学習】

・対人関係から学ぶこと。グループの中で言語的、あるいは非言語的コミュニケーションが健全に機能することにより、安全な体験ができる

⑨【集団の凝集性】

・グループがバラバラにならないこと。一体感の強いグループにおいて【受け入れられたという安心感】により、コミュニケーションが活性化して、互いに強い影響を与えあう。

⑩【カタルシス】

・語ることによって重荷を下ろす。グループ内で「受け入れられた」と感じる事で、奥底にしまっていた感情(特にネガティブな感情)に直面し、それを語る事でこころが癒されていく。

⑪【実在的要素】

・究極的には自分一人で現実に対決し、責任を取る。生きる意味や孤独、死などといった人生の真実について、ひとりではなく、グループの中で探索することにより、次第に向き合っていけるようになる(あるがままを現実的に受け止める事ができる)

※公認心理師勉強会より抜粋(一部改変)

 

私は、以上の、ヤーロムの考えを自分の中で大切にしていて、この部分をサポートし、環境を整えるには、

 

まだまだ未熟な私自身の、スキル向上はもちろん、人としての【在り方】も、常にブラッシュアップしていく事が必須だと感じています。

 

そしてその結果、皆様がご参加して下さることで、私自身が【自己成長・自己実現させてもらっているなぁと、本当にいつも感謝しています(^^)

 

1-4続けることの大切さ

そして、私がいつも皆さんにお伝えするのは続けることを続ける

 

先日の勉強会でも、来た当初は【自分には価値がない・居場所が無い・考えが無い】→【自分には何も無い】という強い虚無感を抱え、人間関係が思うように行かない。と、悩まれていた方が、

 

毎月の勉強会に参加し、自分の中に【土台ができた感覚】が芽生え、新たな事に挑戦するため、しばらくそちらを【続けてみる】と【ご自身で決断】され、一旦お休みされていましたが、久しぶりに勉強会に参加して下さいました。

 

そのかたから、参加後に頂いたメールです。

※掲載に快諾頂いています

メールの中にもあるように【特に何かがある訳ではないけど、本当に今、私幸せです】と、別の続けて参加されているかたが、言われている言葉にもあるように、

 

私自身、今まで参加されている方々を通して、続けてきたかたの変化を目の当たりにさせて頂いています。

 

このような、自己成長はもちろん、自分の悩みが、他者成長にも繋がるような勉強会。それが心・氣・体勉強会です♪

 

自己成長したい!と、続ける意思がある方を、私は全力でサポートしたい!と考えています。【安心・安全な場所】で、いつでもご連絡お待ちしてますよ(^^)/

 

※場所:フォーシーランチ

※日程:毎月第2金曜日

※料金:毎回5,000円

 

では、又月曜日に♪