人間関係の「もつれ」の原因

こんにちは。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。

 

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毎年牧場の渋柿を使って「干し柿」を作るのが、私の楽しみの一つです♪今年は暑い日が続いていましたが、やっと今年の「干し柿」を作りました♪

【牧場仕様】で、虫よけネット付きです(^^)

この景色が大好き♪

 

人間関係の「もつれ」の原因

私達が、日常の生活をしていく中で、中々避けることができないものの一つとして【人と接する】という事があります。

 

家族・親類・職場・友達・地域サークル・趣味の仲間、

 

そして、こどもが居れば、保育園・幼稚園・学校の先生、又はママ友・習い事の先生等、多くの人は、1つのみならず、常に幾つかの場面で【人との関り】というものを行っているはずです。

 

だからこそ、多くの悩みの殆どが人間関係だ。と、言われています。

そんな中【人間関係のもつれの原因】として、以前のブログでも書きましたが、今回はこちらのブログでもご紹介したいと思います。

 

1-1| 話しのくい違い

人が数人集まると、悪気は無くとも「その場にいない人の話」が出る事は、よくあることですよね。

 

でも実は、この日常会話のつもりでしていた事が、後々【人間関係のトラブル】の原因になってしまうことが多くあります。

 

それが話のくい違いです

 

これは、普段の生活のなかでも、日常的に起こる事なので、この理由を知っておくと、わずらわしい人間関係のトラブルが、多少減るかもしれませんよ♪

 

1-2| 伝言ゲーム

以前、ある職場の職員研修で【伝言ゲーム】のワークをさせてもらいました。

 

5人一組、3つのグループに分かれてもらい、最初に、紙に書いた短い文章、それが【伝えたい事実】です。

そしてスタート!3つのグループの、一番最後の人に、それぞれ発表してもらった所、全てのグループが違った文章変わっていました!!

 

もう一度確認すると【参加者は全員大人】です。

 

1-3|何が起きているの?

人は、今まで自分経験した事基本となって、自分だけの【オリジナルのサングラス】というフィルターを通して、この世の中全てを見聞きします。

これが【ビリーフ(価値観・信念・思い込み)→詳しくはコチラをクリック と、いうものですが、

 

伝言ゲームでの【事実は1つ】紙に書いた伝えたい事

 

だけど、人は個人の(自分自身の)思い込みや、価値観のフィルターを通して見聞きし自動的変換して捉える為、無意識自分なりの解釈をしてしまいます。

 

更に、伝える間に、人が入れば入る程、話がどんどんズレてしまう。という事が起こります。

事実は1つ】だけど【解釈は人の数だけ無数にある】という事なんです。

 

1-4|3つの事が起きている

この自動的無意識的に【解釈】をする時、実は大きく3つの事が起きていると、言われています。

 

①【省略】

→自分が必要な情報を優先的に選択する

人は聞いた話を自分の都合省略削除する

 

②【一般化】

→例外や可能性が考慮されない

皆が全部・など一般化する

 

③【歪曲】

→話す内容を単純化するプロセスで、必然的に意味や真意が歪められる。決めつけ等。

(事実を自分の都合の良いよう捻じ曲げ入れ込む

 

アイタタ(>_<) 

実際こう書いてみると、私自身も耳が痛い事かもしれません。

 

~らしいよ

だから、女性同士数人で集まった時にある、揉め事の代表的な事の1つが、

 

【あの人が、あなたの事〇〇〇って言ってたらしいよ】という、魔のささやきです!

 

そもそも~らしいよと言ってる時点で、この方も前提として「人から聞いている(らしいよ)」上に、

 

更にこの伝えてきた人オリジナルのサングラス、思い込みのフィルターを通して伝えてくるので、

本当に言った本人の真意事実)】は、伝わっていない事がほとんどです。

 

例えば、言った本人Sさん誉め言葉として

・「Aさんいつも皆の為熱心だよね」と言ったのに、

 

・それを聞いたBさんは【Aさん熱心さが迷惑で嫌いという価値観を持っていると、Sさんの、本当は【誉め言葉】なのに、それが、自分の【迷惑・嫌い】というフィルターを通して聞こえるので、

 

 

・「Sさん迷惑がっていつも熱心だよね。と言ってた」と自動で「解釈してしまい、それをCさんに伝えます。

 

 

そして、CさんAさんの友達なので、Aさん周りに注意されないよう心配して「Bさんが、Sさんとか皆がAさんの熱心さが迷惑だっていってたらしいよ」と、伝える。

 

 

すると、AさんSさんに対して【陰で文句を言って!】と、腹が立ち、トラブルの発生です!

 

 

このように、実は言った本人のSさんは、Aさんに対していつも皆の為熱心感謝していて誉め言葉】だったのに、最後行きついた時には悪口になっていたり。

 

そうなると、本末転倒!悲しいですよね。

 

1-5|どうすればいいの?

でも、実はこれって日常茶飯事起きていることです。だから、この不確かな情報に、私達は激怒したり、落ち込んだり、一喜一憂、人の噂話に振り回されている事は、本当にもったいないですよね。

 

なので、一番は【本人に確かめる事】です。本人同士で話して解決すれば、周りを巻き込む事も無いですよね♪

そうしたら、さっぱりと、腹を割った、気持ち良いお付き合いだけが、残るかもしれませんよ(^^)

 

そして、私も気を付けている事は【人から聞いた、人の話はしない】【人から聞いた人の良い・悪いをジャッジしない】です。(とは言っても、私も完璧なんかじゃないですよー)

 

そもそも、人それぞれのフィルターが入っているかもしれない。という事を知っているので、そのまま受け取らないようにしています。(この部分は本当にそうしてます)

その人にとっては嫌な相手かもしれないけど、自分が直接お話すると、とても良い人だった。という経験、皆さんもありませんか?

 

なので、新しく誰かに会う前に「〇〇さんってどんな人?」って、その会う人を知っている方に聞く人もいますが、その質問って、ある意味とっても、勿体ないですよ!

 

既に人から聞いた価値観での印象が、自分のフィルターになってしまって「やっぱり会ったら、あなたが言うような人だったよ!」と、

 

自分の価値観と本当は合う人と、出会う事ができなくなってしまうので、せっかくの新しい出会いが、台無しになってしまいますよね。

 

以上のような事を知る事で、少しは【人間関係のもつれ】が、減るかもしれません。是非、気に留めながら、実践してみてはいかがでしょうか?

 

私も日々精進でございます!

 

では、又月曜日に♪

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