ポニー体験で見える「こどもの成長」

こんにちは、公認心理師・ビリーフチェンジセラピストの、宮﨑くみこです。

 

・今までの過去10年間のブログはコチラ ↓↓↓

https://ameblo.jp/km4cranch/entrylist.html

ポニーふれ合い教室

今年も唐津市からのご依頼を受け、保育園・幼稚園・小学校等へ【ポニーふれ合い教室】に行っています。今年は784名のこども達が【チャロ君】に乗り、お礼の人参をあげながら、ふれ合いを楽しんでくれていますよ♪

【ポニーに乗る】という【体験】をする前は、怖くて身体も表情も固まっているこども達。

 

私達が【怖くてもいいよ。大切な気持ちだからね♪】と、声掛けすると「え?怖くていいと?」と、驚く子も居ます。

そして、いざ!【乗馬体験!】

 

緊張した表情で、グッと力を入れ、ギュッと鞍を握っていたこどもの表情は笑顔に変わり、身体もすっかりほぐれて、写真撮影で構えている先生に、満面の笑みで片手を離し「ピース」のポーズをとるこどもも居ます♪

お礼の人参をあげる時には、手に持っているボールにかかる、馬の強い力を感じて「うわぁ!強い!」と、ビックリしたり、食べる時の「ゴリゴリ」という音が聞こえ、温かい鼻息がフワッと手にかかり「あったか~い」と笑みを浮かべたり、

大きくてクリクリした目をみて「可愛い~」「まつ毛長いね~」と、嬉しそうに沢山なでなでしてくれます♪

 

【体験】という宝物

このように、何か新しい体験をする時怖いという感情は、私達大人でも、つきものですね。

 

でも、それを感じながら挑戦した先満足感や達成感待っています。

 

ポニーふれ合い教室では、クラスの皆と一緒に体験するからこそ!怖いけど、やってみる!という皆の力が在るという事を、いつも感じます。

こども達にとって、このような日々の小さな【挑戦】と【経験を、友達や仲間と一緒に、どれだけ沢山できるか?という事は、心理的な成長に、とても大切な事です。

 

ついつい口出ししてしまう

だけど、私達大人は、良かれと思って

・怖くない、怖くない

・しっかり持ってないと落ちるよ

 

「ついつい口出し」してしまいますが、言われたこどもは、自分の「怖い」という大切な感情否定されると

・私は「怖がりだから」ダメな子

・怖いって思ったらダメなんだ

と、自己否定的な感覚を感じたり、自分の大切な感情を感じなくなったりする事も。

 

更に、挑戦する前に「怖い」事を言われると、新しい挑戦】に伴う「怖い」という「感情」を感じたくない為、

 

そもそも挑戦しない

 

という、心を守る為の、その子にとって最善の行動を選択するようになります。

 

だけど…それが又、親や周りの大人からすると心配やイライラのになってしまう。という、負のループになってしまいますね。

 

本来、こどもは自己成長欲感情。大人の何気ない言葉で、大切なこどもの成長を、妨げないようにしてあげたいなぁと、いつも思います♪

 

感じるままに

他の子が【体験】をしている間、皆はスケッチをしてくれます♪「私、上手じゃないもん」という子に「上手に書かなくてもいいよ。感じたままに書いてあげてね」と、言うとこども達は一生懸命観察を始めます

「しっぽ長いね!」「耳が動くよ!」「髪と身体の色が違う!」そして、いつも素敵な絵を、みんな最後は見せにきてくれて、感想も書いてくれている文章が又、可愛い♪

感じるままに書く事、自分を表現する事に許可がでると、大人が想像する以上に、素敵な絵を描いてくれるかもしれませんね♪

 

これから11月まである【ポニーふれ合い教室】

 

又、どんなこども達に出逢えるのか、とっても楽しみです♪