ポニー体験で見える「こどもの成長」
こんにちは、公認心理師・ビリーフチェンジセラピストの、宮﨑くみこです。
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ポニーふれ合い教室
今年も唐津市からのご依頼を受け、保育園・幼稚園・小学校等へ【ポニーふれ合い教室】に行っています。今年は784名のこども達が【チャロ君】に乗り、お礼の人参をあげながら、ふれ合いを楽しんでくれていますよ♪
【ポニーに乗る】という【体験】をする前は、怖くて身体も表情も固まっているこども達。
私達が【怖くてもいいよ。大切な気持ちだからね♪】と、声掛けすると「え?怖くていいと?」と、驚く子も居ます。
そして、いざ!【乗馬体験!】
緊張した表情で、グッと力を入れ、ギュッと鞍を握っていたこどもの表情は笑顔に変わり、身体もすっかりほぐれて、写真撮影で構えている先生に、満面の笑みで片手を離し「ピース」のポーズをとるこどもも居ます♪
お礼の人参をあげる時には、手に持っているボールにかかる、馬の強い力を感じて「うわぁ!強い!」と、ビックリしたり、食べる時の「ゴリゴリ」という音が聞こえ、温かい鼻息がフワッと手にかかり「あったか~い」と笑みを浮かべたり、
大きくてクリクリした目をみて「可愛い~」「まつ毛長いね~」と、嬉しそうに沢山なでなでしてくれます♪
【体験】という宝物
このように、何か【新しい体験】をする時【怖い】という感情は、私達大人でも、つきものですね。
でも、それを感じながら挑戦した先に【満足感や達成感】が待っています。
ポニーふれ合い教室では、クラスの皆と一緒に体験するからこそ!【怖いけど、やってみる!】という【皆の力が在る】という事を、いつも感じます。
こども達にとって、このような日々の小さな【挑戦】と【経験】を、友達や仲間と一緒に、どれだけ沢山できるか?という事は、心理的な成長に、とても大切な事です。
ついつい口出ししてしまう
だけど、私達大人は、良かれと思って
・怖くない、怖くない
・しっかり持ってないと落ちるよ
等「ついつい口出し」してしまいますが、言われたこどもは、自分の「怖い」という大切な感情を否定されると
・私は「怖がりだから」ダメな子
・怖いって思ったらダメなんだ
と、自己否定的な感覚を感じたり、自分の大切な感情を感じなくなったりする事も。
更に、挑戦する前に「怖い」事を言われると、新しい【挑戦】に伴う「怖い」という「感情」を感じたくない為、
そもそも【挑戦しない】
という、心を守る為の、その子にとって【最善の行動を選択する】ようになります。
だけど…それが又、親や周りの大人からすると心配やイライラの種になってしまう。という、負のループになってしまいますね。
本来、こどもは【自己成長欲】と【感情】の塊。大人の何気ない言葉で、大切なこどもの成長を、妨げないようにしてあげたいなぁと、いつも思います♪
感じるままに
他の子が【体験】をしている間、皆はスケッチをしてくれます♪「私、上手じゃないもん」という子に「上手に書かなくてもいいよ。感じたままに書いてあげてね」と、言うとこども達は一生懸命観察を始めます。
「しっぽ長いね!」「耳が動くよ!」「髪と身体の色が違う!」そして、いつも素敵な絵を、みんな最後は見せにきてくれて、感想も書いてくれている文章が又、可愛い♪
感じるままに書く事、自分を表現する事に許可がでると、大人が想像する以上に、素敵な絵を描いてくれるかもしれませんね♪
これから11月まである【ポニーふれ合い教室】
又、どんなこども達に出逢えるのか、とっても楽しみです♪