24のビリーフ㉔【愛着を感じてはいけない】
愛着を感じてはいけない
〇生存に関するもの
【主訴】
【愛着を感じていけない】を持つものは、幼少期に親との間に、健全で安心を与えてくれる愛着(愛情)関係を築き損なった経験から、大人になって、愛着を伴う人間関係を回避したり、愛着というものの存在に対して違和感や恐怖を感じる
また、見えない愛情の存在を否定する代わりに、お金や地位、立場、物等、目に見えるもの、手で触れるもののみを執拗に追い求め、愛情の確認材料とするものもいる
愛着を感じてはいけないを持つものは
☑
- 人から見捨てられるのではないか?
- 自分の周りから人が居なくなってしまうのではないか?
- 最後は独りぼっちになるのではないか?
という、非常に強い不安(恐怖)を感じる
☑人から見捨てられないための努力をしている
☑目をつむって顔を洗えない(怖い)
☑夜、電気を消して寝れない(怖い)
☑戸を閉めてトイレができない(怖い)
☑愛情のぬくもり、温かさを感じられない
☑赤ちゃんや小さいこどもを見ても、可愛いと感じられない
☑他人が甘えているのを見ると嫌悪感がする
☑相手の愛情を疑ってしまう
☑人を愛するのが怖い
☑「自分の事を愛してくれる人なんかいない」と思っている
☑「この世に愛情なんてものは存在しない」と思っている
☑嫉妬心、独占欲が強い
☑目に見えない愛情を信じない代わりに、電話やメールの回数、プレゼントの金額等、目に見えるものだけ頼って、愛情の有り無しを判断し、そうしたものを執拗に追い求める
☑「あれをしてくれない。これをしてくれない。だから愛してくれない」と執拗に訴える
☑「まだ欲しい。いつでも欲しい」と求め続けて、それでいて決して満足しない(応じないとリストカットしたり、自殺をほのめかす事も)
☑配偶者や恋人への暴力(男女とも・DV)
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※全てが当てはまる訳ではありません
刷り込み場面
幼少期に親との間に健全で、安心を与えてくれる愛着(愛情)関係を築き損なった経験から【愛着を感じてはいけない】が刷り込まれる
刷り込みの場面(一例)
☑幼少期に、親から愛情を与えられなかった
☑幼少期に、親に愛情を求めたら拒否された
☑幼少期に、親から放置、無視された
☑幼少期に施設に入れられたり、親せきに預けられたりした(親と離された)
☑幼少期に、親が病気で十分に甘えられなかった(例えば産後うつ等)
☑幼少期に、親が何らかの理由で精神的な安定を欠いていて、こどもの(感情的な)ニーズに十分対応できなかった
※棚田克彦 書籍「あなたの悩みがみるみる消える24の方法」より出典
ビリーフの女王様
【愛着を感じてはいけない】のビリーフは、日本人の多くが、多少の差はあれど、多くの人が持っている。と言われている【ビリーフの女王様】と言われているビリーフです。
愛着については、私達の【心の安全基地】と言われるもので、この世の中で【心の安全基地】を持っていないと、怖く、何をするにも不安を感じてしまいます。
こどもの【心身の発達成長】と密接に関わっている大切な事なので、今後も書いていきたいと思います。
さて、読んでみてどうでしたか?気になった事、聞きたい事がありましたら、是非、ご相談ください