24のビリーフ⑰【欲しがってはいけない】
欲しがってはいけない
〇自己重要感に関するもの
【主訴】
【欲しがってはいけない】を持つものは、欲しがる事に罪悪感を感じ、自分の欲求を後回しにして他人を優先する
更には「欲しい」という欲求を完全に抑圧して、自分が欲しいものややりたいことがわからなくなってしまうものもいる。
又、本当に自分が欲しいものがわからないにもかかわらず、それほど欲しくないものを欲しがるものもいる
欲しがってはいけないを持つものは
☑自分が欲しいものを「欲しい」といえない
☑自分の欲しいものがわからない
☑人に頼みごとができない(罪悪感を感じるから)
☑人を優先して考える。自分の事は二の次。「家族の為」「親の為」等と考えている事が多い
☑「どうしたいの?」と聞かれても答えられない。「何でもいい」と答えてしまう
☑自分のお金なのに自分のための物を買えない
☑自分の欲しい物を選べない
☑自分の欲求を素直に出している人を見るとイライラする
☑いつも欲しい、何でも欲しいと悶々としている
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※全てが当てはまる訳ではありません
刷り込み場面
弟や妹の為、親や家庭の事情の為に、欲しいものを我慢させられたり、自らの意思で「欲しがってはいけない」と決心した経験を通して【欲しがってはいけない】が刷り込まれる
刷り込み場面(一例)
☑「あなたは、お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから」と言われて、いつも我慢ばかりさせられた
☑親の為、家庭の事情の為に、欲しい物を我慢しなくてはならなかった
☑両親から、下のように聞かされた
- 欲しがってはいけない
- 我慢する事は良い事だ
☑両親が自分の欲求を口に出せない人だった
※棚田克彦 書籍「あなたの悩みがみるみる消える24の方法」より出典
欲しい!と言えない
私も小さい頃は、ご近所さんの子どもが大勢いた場所で育ったので、自分だけが「これ欲しい!」なんて言ったら、お母さんから「自分だけ欲しい!なんて言ったらダメ!」と言って、よく怒られていました。きっと、母親からすると、周りの子や他の親御さんに気を使っていたんだと思うけど…
三女の私だけど、大人になってから、皆でケーキなどを選ぶ時も「残り物には福がある」から♪なんて言って、「私は別に何でも良いよー」って言った後で「やっぱりあれが良かったな」って思う事も。
「欲しい物を、欲しい!」という事は、何だか【はしたない事】と思っていました。
又、私達の人生はいつも【選択の連続】ですね。その選択の結果が【今】だという事は、自分で本当は
- こうなりたい
- 幸せになりたい
- ○○になりたい
- こんな風に生きていきたい
と思っても、この【欲しがってはいけない】のビリーフが強いと、本当は自分が欲しい結果なのに、無意識に欲しい物を選択しないので、現実が自分の望む現状に中々ならないという事が起こります。
【私は言えてる!】と思うよりも、実は自分の【今】・【現実】が、誤魔化しができない【現実】として現れています。
自分の人生に何を求めるか?生きている意味にまで関わるビリーフ(思い込み)と言えるんですね。日常でよくある事だからこそ、案外見落としがちな思い込みだけど、とても大切な事です。
あなたは、自分で欲しい物を「欲しい」という事が出来ていますが?欲しい現実が手に入っていますか?
さて、読んでみてどうでしたか?気になった事、聞きたい事がありましたら、是非、ご相談ください。