不登校・行き渋りのこども達へ・講演会終了しました
こんにちは、公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの、宮﨑くみこです。
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もくじ
【不登校・行き渋りのこども達へ】夏休み中に親や支援者ができること(~こどもの心と身体で何が起きているのか?~)
8月2日(水)は、とても暑い中、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
ご紹介の記事でも書いていたように、認めてあげて。抱きしめて。学校へは無理やり行かせなくても良い。等、よく聞く対応は、理解できます。
だけど【正しさでは解決しないのが不登校】なぜならそこには、その子自身にも理解できない事が【心と身体の中】で起きているからです。
【こどもの苦しみは外からはみえにくい】だけど、実は【何が起きているのか?】を理解する事はできるんです。
という、この部分を出来る限り分かりやすく、お伝えさせて頂きました
1-1|なぜ?夏休みなのか?
一番辛いのは、こども自身です。しかし、実際に私もそうでしたが、親も又【何がおきているのか?なぜ?うちの子なのか?】等の、漠然とした不安を抱え、どのように接したら良いか?模索する日々を過ごす方は、とても多いのではないかと思います。
今回、同じような思いで、ご参加下さったママさんが、下記のようなアンケートを書いて下さいました。
・不登校を我が子で経験して、はじめの頃は「なんで?どうして?」ばかり思っていて「なんで行かないの?」と、圧をかけたり、問い詰めたりしていました。少し時間が経ってからは、1人でリラックスする事を大事にしてあげたりしていたのですが、それで良かったんだな。というのが分かってホッとしました。「これで大丈夫なのかな?いや、大丈夫!」という思いを行ったり来たりしているので、こういう話を聞ける機会があって良かったです。 |
今までは【目の前の今】の関わり方はもちろん、先の見通しも全くできずに、不安で一杯だった親や支援者が「こどもの心と身体で何が起きているのか?」を【心理学×自律神経】を通して、まずは深く理解する事で、
だからそうだったんだ!と、こどもの【今】に全てこたえがある事が分かるようになります。
そして、こども自身が「学校へ行かなくては」というプレッシャーがそもそも無い【夏休み中】だということと、
親や支援者が、今回の内容を知った事で、これからは、こう接していけば良いのね!と、対応の仕方や、先の見通しが立つようになる為【夏休み中の声掛けや接し方】が変わり
お互いの良い状態が望める期間となって、こどもの心と身体の回復が、普段よりもスムーズになるのではないか?と、考えたからです。
1‐2|レベルアップを目指す支援者の方々
心理学では、家庭の環境・親子関係が、こどもに与える影響はとても大きいと考えます。それなら、家庭環境を創る親が悪いのか?と、言うと、決してそうではありません。
今回も最後は、質疑応答の中で参加者の方々との間で出てきたお話ですが、未だ日本の育児・子育て環境は【母親1人にあまりにも負担が大きすぎる】というのが現状です。
その現状を改善すべく、様々な形で【支援】をされている方々が多く居る中で【本当に今の支援の形で良いのか?】【もっと支援者が学ぶ必要があるのではないか?】と、
疑問を持ち、レベルアップの為に【心理学×自律神経】を学びたい!という方々が、唐津でも増えてきている事をとても実感しています。
現に今回も【支援者】の方々が、お忙しい中、時間を割いてご参加頂き、更に繰り返し学びを深めて下さっている方もいて、とても嬉しく思いました。
その方々のアンケートです
・文字と絵があり、わかりやすかったです。以前も聞いたことがあり、この続きをもっと知りたいと思います。心と身体ー奥がふかいなぁと思いました。 |
・とても分かりやすかったです。何回受けても受け取り方がかわり、学びになります |
・本を読んでいましたが、今日改めて話を聞いて、すとんと落ちてよく分かりました。土台づくりが大事だと知り、今からまた土台づくりを頑張ってみますね。また、お話聞きたいです。ありがとうございました。 |
1‐3|学校や保育園・幼稚園の先生へ
今回の企画は、実は学校の先生や、保育園・幼稚園の先生にも、お届けしたい内容でした。しかし、開催が平日の午後という事で(私の日程がここしか空いていなくて)参加を断念された先生方が多くいらっしゃったようで、
【来年の夏休みも開催致します!】
この主旨を理解し、応援して下さった子育て支援情報センターのセンター長が、実は学校・保育園・幼稚園関係に、お声掛けをして下さり、本当に有難かったです!
そして、今回の内容を受講された【支援者】の方からも、同じような感想を頂きました。
・こどもが今どの状態にあるかを、見極める必要があると思いました。家と学校の連携が必要だと思いました。ただ、親だけが分かっていても、学校からのプレッシャーがあると、効果が下がるかもしれません。 |
とっても大切な事だと、私も実感していて、この部分が、先に書いていた【未だ日本の育児・子育て環境は【母親1人にあまりにも負担が大きすぎる】というのが現状】→この一部だと思っています。
こどもに対して、日々接する親と、その支援者となる、先生方が【共通理解】する事が【支援では何よりも大前提】となるのではないかと、私は思います。
その上で、それぞれ感じた事や、先への予測を含め、関わる大人同士の話がスムーズに進む事が、結果こども達の環境を、より安心・安全に整える事が可能になります。
1‐4|身近な心理学
【心理学】と聞くと【難しそう・敷居が高い】と、感じる方も多いかもしれませんが、実は普段、私達の生活で、日々皆さんの中でも起こっている、心の動きを【学問】として理解するものなので、
聞いてみると【なるほど!そういう事ね!】と【自己理解】が深まり、絡まっていた悩みが紐解かれていくキッカケになります。
その事を感想で書いてくれた方もいました
・心理学は、難しいイメージでしたが、実際はとても身近なもので、もっと早くお話を聞きたかったテ…と毎回思います。でも、いつからでも大丈夫ですね。これからも講座に参加したいです。 |
感想でも書かれているように、学びは、いつからでも・何歳からでも大丈夫です!
そして、会場でも質問がありましたが、【夏休み中】話を聞いて、理解できた。それでも…自分の心がザワザワしたり、モヤモヤしたり、学んだけど、そうできない。と言う場合には、
その部分は【心理学】の部分の【ビリーフ】を解決すると、自然と、学んだように対応ができる自分へと変化できるので、その時はご是非ご相談下さいね。
1‐5|最後に
私達の牧場では、毎月【心・氣・体】という勉強会を行っていて、スタート当初から、学びを続けているお二人が、サポートスタッフとして、会場の受付などのお手伝いをしてくれて、本当に心強かったです。ありがとうございました!
そして、今回様々な方々への声掛けを、積極的にご協力頂いた、私の友人や講座の受講生の方々、子育て支援情報センターのセンター長はじめ、スタッフの方々、社会福祉協議会の方、本当にありがとうございました。
では、又次回月曜日に♪