24のビリーフ⑳【存在してはいけない】
存在してはいけない
〇生存に関するもの
【主訴】
もし、あなたが自殺や他殺(自傷や他傷)
- 私なんていない方が
- もう、どこかに消えてしまいたい
といったような事を考えた事があるならば【存在してはいけない】を持っている。
うつ病の経験者は【存在してはいけない】を必ず持っていると、考えられる
中には、心の中で感じている【存在してはいけない】という感覚に反抗して、周囲の人や世の中に対して自分の存在や生き様を見せつけようと反抗的な生き方をするものもいる。(皆見てくれ!これが俺の生き様だ!)
存在してはいけないを持つものは
☑死にたい。という感覚を感じる
☑人を殺したくなる。人の私を期待する(みんな死ねばいいのに…)
☑自分や他人が死ぬ所を空想してしまう
☑自傷行為(リストカット・等)+《感じてはいけない》
☑自傷行為、他傷観念
☑「自分の存在には価値が無い」「自分なんていない方がいい」と思ってしまう
☑どこかに消えていなくなってしまいたいと思う
☑事故や大きな怪我を何度も繰り返す
☑無謀な運転
☑うつ、抑うつ状抑
☑摂食障害(自分の命を大切にしない。生きる為の栄養を摂取しない+《感じてはいけない》
☑依存症(アルコール・薬物・ヘビースモーカー等)
☑ワーカーホリック(過労死)
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※全てが当てはまる訳ではありません
刷り込みの場面
- お前はいらない子だ
- お前がお腹にいなければ、お母さんはお父さんと結婚しなかったし、もっと幸せになれたのに
のように、メッセージが言語的に伝えられる場合と
- 生まれてきた瞬間自分の誕生を喜ばない両親の表情や態度を感じた
- 赤ん坊の時、手荒く抱っこされた
- 食事の時に両親から怖い顔や嫌そうな顔をされた
- 身体的な虐待を加えられた
のように、非言語的に伝えられる場合とがある。
また、
- 親の自殺
- 親の投げやりな生き方を見て育った
等がきっかけとなって、こども心に【存在してはいけない】が刷り込まれる場合もある。
学校等でも、いじめが原因となる場合もある。
刷り込み場面(一例)
☑親から「お前はいらない子だ」「私が不幸なのはお前のせいだ」等と言われた
☑親の無視・無関心(ネグレクト)
☑性的・身体的・精神的虐待
☑いじめ
☑親の自殺
※棚田克彦 書籍「あなたの悩みがみるみる消える24の方法」より出典
新たな人生のスタート
この世に生を受けて誕生したにも関わらず、自分がこの世に存在していいんだ。という許可が、自分自身で持てていない時、上記のような感覚を感じます。
考えただけでも、本当に辛いですよね。
この世にいる事自体に、自分で許可ができていないので、自分の【命】に対して、粗末な扱いをしてしまいます。
でも、これも無意識にしている事なので、本人も止めたいのに止めれなくて、とても苦しく辛い事なんです。周りもどうしてあげたら良いか分からなくなってしまいますね。
私がクライアント様に、このセッションをする事は、とても多いです。
まず、自分という人間がこの世に居て良い。という許可が自分で出来た時から、その人の新たな人生がスタートします。言いかえれば、赤ちゃんの頃の自分を、大人の自分が【いつでも一緒に、ただ寄り添って居てあげる】【ただ、あなたはここに居ても良いんだよ】と、受けとめてあげる事なんです。
だって、赤ちゃんが求める事って、それだけですよね♪
人生の大切な土台を一緒につくりあげ、その先に、その人らしい人生が待っているんです。
さて、読んでみてどうでしたか?気になった事、聞きたい事がありましたら、是非、ご相談ください。