二次利得に気づいたら
おはようございます。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。
1-1|選択の積み重ね
私達は毎日、小さな【選択】を繰り返しながら生きています。
朝起きてから寝るまでの間に「何を食べるか?」「どんな服を着るか?」「誰に声をかけるか?」「どんな言葉を返すか?」
その一つ一つの積み重ねが【今】という【現実】を作っています。

けれど、もしも【今の現実】に【不満や悩み】を感じているとしたら…。それはどうしてなのでようか?
1-2|二次利得
それは、もしかすると、心の奥では【本当はこうしたい】【これが大事】という気持ちがあるのに、無意識のうちに【別の選択】をしているのかもしれません。
心理学では、その背景にあるものを【二次利得】と呼びます。

1-3|裏で得ている安心やメリット
【二次利得】とは、一見「困った状況」に見えるけれど、その【裏で得ている安心やメリット】のことです。
例えば…
| ・職場で不満を抱えながらも、はっきり意見を言わない
→人との衝突を避けることができるし【協調的な人】と思われる【隠れた安心】がある。 |
| ・家でいつも家族の為に自分を後回しにする
→【良い母・頑張る母】として見てもらえるし、自分のわがままを責めずに済む |
| ・体調がすぐれないときに「大丈夫、大丈夫」と言ってしまう
→頼られる役割を保てるし「弱音を吐いたら嫌われるかも」という不安を避けられる |
| ・支援職の人が、自分の疲れや悩みを後回しにする
→「相手を優先するのが当たり前」という安心や「頼れる支援者でいなければ」という役割を守れる。
→しかし、その結果自分の本音の【休みたい・助けて欲しい】【自分の家族を大切にしたい】という思いを押し込めてしまうこともある |
こうして考えてみると【悩みを抱えたままの自分】でいることにも、どこかでメリットを得ている場合もあるんですね。

1-4|でも本当はどうしたい?
問題は、そのメリットを優先し続けることで【本当に大切にしたい思い】から遠ざかってしまうことです。
【平和のために我慢する】という選択は、短期的には安全かもしれません。だけど、長く続けるほどに【自分の本音】や【望み】を見失ってしまいます。
支援職の方であれば、尚更。
他者のために力を注ぐあまり、自分の気持ちや、本当は大切にしたい家族との関係を後回しする場面が多くなってしまいます。
けれど、支援者自身が【自分の声】を大切にできなければ、いずれ疲れ果ててしまい、
私は自分のこと、家族のことを後回しにしてまで頑張っているのに!と、他者へ怒りの矛先が向かってしまうこともあります。
1-5|立ち止まる
大切なのは【立ち止まり】【自分に問いかける】ことです。
| ・私は何を守るために、この選択をしているんだろう
・その守っているものは、本当に今の私に必要だろうか?
・もしも、勇気を出して【本音】を選んだら、どんな未来が待ってしるんだろう。 |

1-6|自分を大切にする
【二次利得】は決して悪いものではありません。むしろ、それがあったからこそ、これまで【安心を得て】生きてこれたのかもしれません。
でも、もし今【満たされない】【違和感がある】と感じるなら、それは【もう古い「選択」を手放していいよ】というサインかもしれません。

支援職の方にとっても、まずは自分を大切にすることが、長く人を支えていく力になります。
【本当はこうしたい】【本当はこうありあたい】その声を少しづ選び取っていくことで、現実はゆっくりと変わっていくのではないかと思います😊
では、又月曜日に♪
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