内側の世界はどんな世界?
おはようございます。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。
10日の朝。牧場にもうっすらと雪が降ったようで、少し白くなっていました。

馬房の向こうに薄っすら朝日が!
お正月前に作った薪が殆ど無くなってきたタイミングで【今年最初の大寒波がやってくる!】とあって、
その日とーちゃんが、大量の薪割をしてくれました。
薪がないと、暖をとる事もできません😂なので、薪割りは必須の作業なのですが、作業は地味だけど結構大変なんです。
だけど、薪ストーブで暖をとっている時って、木が「パチパチ」と音を立てながら、ユラユラと揺れる炎を見ていると、何とも言えないような幸福感と温かさを感じて、
【薪割りは大変だけど、やっぱり良いね😊】という言葉が自然とこぼれます。
スイッチ一つですぐ着くことは無く、火を付けるにもひと手間掛かりますが暖をとる為に【手間をかける】という、面倒だけどそれまでの作業が、
余計にほっと一息、そしてじっくりと温かさを感じられる事に愛おしさや有難さを感じられているような気がします。
以前にも書いたのですが、
心と身体も同じだと感じます。
ご相談に来られる方の殆どが【人間関係】でのお悩みです。
・人と繋がれない
・大きな孤独感 ・誰も私の事を分かってくれない ・人から大切にしてもらえない ・過剰に、困っている人を助けてあげたくなる ・世の中、人への不平不満… |
等、様々な正直な気持ちを伝えて下さいます。

【どのようにしたら私はこれらを克服して、生きやすくなりますか?】と、聞かれますが、
でも、本当はもうその答えをご自身で感じていらっしゃるなぁ。と思います。
なぜなら、人は自分の【内側の感覚】で、人を見て世の中を見ているからです。
という事は、その、正直に伝えて下さっている【言葉自体】が、その方が見ている【内側の世界】
・人と繋がれない →自分と繋がれていない
・大きな孤独感 →自分で自分を孤独にしている
・誰も私の事を分かってくれない →自分が自分を分かってあげていない
・人から大切にしてもらえない →自分が自分を大切にしていない
・過剰に困っている人を助けてあげたくなる →本当に助けて欲しいのは自分
・世の中、人への不平不満… →自分の生き方、自分自身への不満 |
というように、実は既に感じていらっしゃるその【感覚・言葉】に答えがあります。
【内側の世界】とは【自分が自分を、どのように認知し、自分が自分をどのように扱っているのか?】なんですね。
なので、カウンセリングや心理セッションでは、【内側の世界】に気づき【自分で自分を大切にする】事を練習していきます。
【内受容感覚】を育み自分の身体の感覚に気づき自分の感情に気づいていく。無いことにしない。
最初は、気づけない事や抵抗があるかもしれない。
でも、今まで一番大切にしてあげなかった、自分自身に、安心安全を感じながら少しずつ【手間をかける】事で、
自分自身に【今まで頑張って生きてきてくれたんだね。と有難さがきっと生まれてきます】
そうなった時、あなたの【内側の世界】に変化がおき、見えていた、人・世の中が違って見えてくるんですね
悩みのタネだった【人間関係】とは【自分自身との関係】
まずは、自分が自分を大切にしてあげる事を是非、日常の中でも実践してみて下さいね
【手間をかける】大切さを薪割りから、再び感じたことでした😊とーちゃん、お疲れ様でした。温かさをありがとう♪
では、又月曜日に♪
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