続ける意味

おはようございます。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。

 

毎月第2金曜日に開催している【心・氣・体・勉強会】。いつから開催をスタートしているのか?を調べたら【2017年9月29日】が初回でした😊

 

初回の【心・氣・体・勉強会】

 

スタートしてから、先月で丸7年初回からずっと毎月参加して下さっている方も居たり、中には心理セラピストとして、現在活躍している方もいらっしゃり、

 

この7年で、参加者さんの人生・生き方が皆さん大きく変化されている事を実感しています😊

 

今月も新しい参加者さんを迎え、先日開催しましたよ。

 

今月の様子

 

この【勉強会を続けている意味について、深くお話したことがなかったので、今日はこの部分をお伝えしたいと思います。

 

1-1|仲間と学ぶ

 

参加者さんの皆様には【ひと月に1回でも良いから「心理」に触れる時間を大切にして欲しい】と、私はいつもお伝えしています。

 

そして【仲間と学ぶ】という事を、私が学んだのは【ビリーフチェンジの創始者:たなだかつひこ先生】からです。

 

2015年 ビリチェン養成講座

 

今現在も開催されている【ビリーフチェンジ養成講座】ですが、全国から沢山の受講生の方が参加されます。

 

そこで【心について深く学ぶわけですが、その際今まで自分が気づかなかった事、無かった事にしていた事、に出逢います

 

それが、

 

自分の人生を変化させるためには必要な事だし、前に進む為の事で、決して悪い訳ではありません。

 

だけど…。

 

なぜ?気づかないようになっていたのか?

なぜ?無かった事にしていたのか?

※心理用語で「防衛機制」といいます

 

というと、それは【心が傷ついたから

 

 

なんですね。

 

1-2|辛い。けど「未知の怖さ」より 楽

 

だから、その部分に気づいていく事は、本来良いことなんだけど【苦しさや辛さ】を体験することも、少なからずあるんです。

※無理やり昔の記憶を引き出したり、パンドラの箱を開けるような事はしません。クライエント様と一緒に無理なく進めていきます。

 

すると【無かった事にしていた事に気づき・向き合う】よりも、辛い現状・現実の方既に経験していて慣れ親しんだ感覚】なので、

 

未知の自分に変化する怖さ】より、苦しいけど楽な為、1人だと、向き合えずに止める方が多いのも事実なんですね。

 

だけど、人の心理的発達は子どもの成長を見ると分かるように、未知の事に挑戦し【失敗から学びがあり、できた!という【成功を積み重ねて成長発達】していきます。

 

 

そしてそれは、大人になっても同じなんですね。

 

1-3|安心安全な環境

 

だけど子どもって、大人に【安心安全な環境】を作ってもらい、未知の事に挑戦して、もしも失敗したらその悔しさや悲しさを受け止めてもらえる。

 

又は【友達や仲間】と一緒に切磋琢磨しながら、友達のやってる事を参考にしたり、アイデアを出し合ったりしながら【発達成長】していきます。

 

 

しかし私達大人の場合【大人だから】と、人と一線を引いたりここまでは話せるけど、この部分は話せない。と【人にどう思われるか?】を恐れていたり。

 

辛くて苦しいのに【自分一人だけで抱え込んで】しまいます。

 

これは、先に書いたような子どもの頃に【安心安全な環境】が無かったり【一緒に切磋琢磨する友達にイジメられたり裏切られたり

 

心身共に発達成長する経験】ができなかった為に【心理的未発達部分】が、実は今の【辛さや苦しさ】に繋がっている。とも言えるんですね。

 

 

1-4|集団療法

 

【人は安心安全を心身で感じている時成長・回復・発達する】とも言われますが、

 

私達大人の中でも、職場や、家庭で【安心安全】をあまり感じられないと言う方がとても多いように感じます。

 

そこで、同じ【心理学を学ぶ場】というのは、お互い心の事を学び、他の人には言えなかったことや、辛い現状を理解し受け止めてくれる。そんな【心の仲間と繋がっていけます

 

ビリーフチェンジin唐津②

 

先に書いた【ビリーフチェンジのたなだ先生】に学んだ事は【集団療法】という言葉です。

 

【集団療法とは】

「参加者同士が相互作用によってお互いに影響を及ぼしあうこと」が特徴であり、過去よりもその場におこっている【今・ここ】を重視します。

 

Yalom,ID(ヤーロム)は集団療法(グループアプローチ)で、効果をもたらす要因として11因子挙げています。

 

①【希望をもたらすこと】

 セラピーに対する信頼や希望。希望と信頼を介してセラピーは効果をもたらす。

②【普遍性】

 他者との類似性を感じ取り、最も深く懸念する問題を共有すること。(自分だけが特異ではないことに気づく。

③【情報の伝達】

 精神保健や精神疾患についての説明・講義や助言(心理教育)

④【他愛主義】

 お互いに、指示・安心・提案・助言などを与えあうこと(他者を援助することを通して自己評価を高める)

⑤【初期家族関係の修正的な繰り返し】

 家族との葛藤が集団において修正的に再体験されること。

⑥【社会適応技術(ソーシャルスキル)】の発達

 基本的な社会適応技術が発達すること。

⑦【模倣行動】

 他者の行動を観察し模倣すること。(他のメンバーを観察することを通して、新たな行動を学習する)

⑧【対人学習】

 集団という社会的縮図において、自身の対人関係の行動を学ぶ事。

⑨【グループの凝縮性】

 集団の一体感、(集団との一体感を覚えることで、メンバー相互の援助能力を高める)

⑩【カタルシス】

 他のメンバーに対する肯定的・否定的な感情を表現し、気持ちの解放と対人スキルを習得すること。

⑪【実在的因子】

 人生の不条理さ、苦しみや死、孤独、責任は自分にある事を学んだり、悟ること。

※「心理学用語の学習」より出典

 

私自身【ビリーフチェンジ養成講座】で出逢った仲間とは、ずっと今までも共に相談し、共に悩み共に人生を進んでいて、今でも【心友】として、定期的に会い、全てをさらけ出して語りあっています😊

 

【心友】さとちゃん♪

 

だからこそ、そんな【仲間と出逢える場所】を提供したい!と、私自身がセラピストとして活動を始めた数年後から、この【心・氣・体・勉強会】をスタートし、今でも続けているんですね😊

 

これからも【安心安全】な場所である為に、私達夫婦も精進しながら続けることを続ける

 

そうしていきたいと思います😊

 

1-6|まずは1人から

 

でもね、今まで人が怖かったり、信用できなかった人にとって【集団】とは、とってもハードルが高く感じる方もいらっしゃいます。

 

なのでそう感じる方には、先ずは心のプロである【信頼できるセラピストと信頼関係を作っていくこと】を、私はお勧めしています。

 

 

そして、まず【安心安全】を1人の人と構築していきながら【勉強会】に参加していくことも一つの手段です。

 

そして、私もそうでしたがいきなり【集団】に入る事も、確かにハードルは高いかもしれませんが、

 

だからこそ!様々な事に気づいていけるスピードは、私自身早かったように思います。

 

どちらにしても【心に向き合う時】には、

 

1人で苦しみや辛さ抱え込まなくて良いんだよ

 

と、いう事ですね😊

 

進み方はその人それぞれ違って良いんです。その中に【心・氣・体・勉強会】もある。そう思って頂けると、嬉しいです😊

 

では、又月曜日に♪

 

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