心理ゲームにハマる人々

おはようございます。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。

 

1-1|人間関係の「心理ゲーム」

 

さて、人との関係の中で

 

・何でいつもこうなるんだろう…

・又ついお世話し過ぎたかな…

 

と、感じた経験はありませんか?

 

そんな時に役立つのが、心理学者【カープマン】ドラマ・トライアングル】=【心理ゲームです。

 

それは被害者迫害者救済者という3つの役割グルグル行き来しながら混乱摩擦不満】が生まれてしまう。というモデルです。

 

 

支援の現場でも、家庭でも、パートナーシップでも、知らないうちに繰り返されやすい関係性のパターンなんです。

 

では、その一つ一つを詳しく見てみましょう。

 

①【被害者(Victim)】

◇どうせ私なんて…

◇やっても無駄

◇私が悪いのかな…

そんな「無力感」が強く、自分で解決しようとするより「誰かに助けてもらうこと」でバランスを取ります。

でも、深いところでは「自分自身に価値が無い」と感じているところもあります。

 

②【迫害者(Persecutor)】

◇相手を責める、批判的

◇コントロールする

◇強い態度、威圧的になる

しかしその裏には、実は

◆見捨てられたくない

◆不安や怖さがあり、それを「攻撃」で隠す

という「弱さ」が存在していることが多いです。

 

 

③【救済者(Rescuer)】

◇すぐに「助けてあげないと」と思ってしまう

◇すぐに助けようとしてしまう

◇「私がいないとダメでしょ」と過剰に介入しがち

そのような「衝動」が先に立ちます。しかし「優しさ」のように見えて、時に相手の主体性を奪ってしまうこともあります。そして一方で、

◆助けたのに感謝されないと傷つく(腹が立つ場合も)

 

1-2|役割が入れ替わる

 

ドラマ・トライアングル(心理ゲーム)厄介なのは一度このゲームに入り込むと、役割がクルクル入れ替わることです。

 

例えば、支援の現場や、親子関係よくあるパターンです。

 

1)相談者さん(子ども)が「できない…」と【被害者になる】

支援者(親)が「私がやるから!」と【救済者】になる

 

2)しかし、支援者(親)が疲れてくると

「何で自分でやらないの?」と【迫害者】になる

 

3)責められた側は「そんなに言わなくても…」と再び【被害者】になる。

そして【別の救済者】へ相談。その相談された人が【迫害者】になり元の支援者を責める。

 

一度この三角形に入ると、誰でも簡単に被害者迫害者救済者】を行き来してしまいます

 

救済者】だった人が疲れて【迫害者】に。【迫害者】だった人が責めた罪悪感から【被害者】に。【被害者】だった人が、実は裏で相手をコントロールして【迫害者】になっていたり。

 

関係性が苦しい時相手のせいだけでなくこのゲームのどこに巻き込まれているのか?】に目を向けると、道が見えてきます。

 

 

1-3|なぜ?起こるのか?

 

このパターンの根っこには【生まれて最初に深い関係を築いた相手】多くの場合は【両親兄弟姉妹との関係性深く関わっている場合も多いようです。

 

抱っこされてる子と右端の子では違うかも…

 

あなたは幼い頃、家の中でどんな役割を担ったり学んでいましたか?

 

◇両親がよくケンカをしていて両親の機嫌、間を取り持つ救済者】だった

 

◇親からいつも責められたりダメ出しをされて【被害者】の立場だった

 

◇怒鳴る父(迫害者)と我慢して耐える母(被害者)恋愛・結婚のカタチはこれだと学んだ

 

◇誰かを助け役に立つことで家族に存在価値を感じていた【救済者】だった

 

◇常に比較され、できる自分・強い自分でいるため【迫害者】になった

 

子どもの頃【なるべく自分が傷つかないよう懸命に生き延びるための役割】は、大人になっても無意識に続けてしまうことがあります。

 

それは、かつての自分を守る為染みついた愛のカタチ】とも言えるかもしれません。

 

家庭がいつも【安心・安全な場所】では無かった人にとって【安心したコミュニケーション】【穏やかで対等なコミュニケーション】は、そもそも経験が少ない場合が多いです。

 

なので、大人になっても、

 

◇怒られる前に相手の顔色を読む

◇自分が傷つく前に先に攻撃してしまう

◇相手が自分の思い通りにならないと腹が立つ

◇相手を助けすぎたり尽くしすぎてしまう

◇頼ることができない

 

これは関係の作り方を知らないというより緊張の中での関わり方しか知らないからかもしれません。

 

 

そして役割が固定される背景には多くの場合、上記のような【幼少期の養育環境に由来する「発達性トラウ」】・【ビリーフ(思い込み・価値観・信念)】大きく影響しています。

 

例えば

 

◇私は人の役に立たなければ価値がない(救済者)

◇私が悪い(被害者)

◇誰も信用できない(迫害者)

等々

 

これらは子どもの頃の体験から心と身体】が学んだ【世界のルール】です。そしてそのルールに従って行動し続けることで、結果的に同じような関係性繰り返してしまいます

 

しかし、これでは心地よい人間関係を築くことはできません常に心理ゲームの渦中にいて混乱摩擦不満生みだしてしまうからです。

 

 

1-4|ゲームから抜け出すには

 

この【心理ゲーム】は、相手がいることで成り立つ【ゲーム】なんです。なので、3つのいずれかになっている事、ゲームに参加している事に、先ずは自分で気づくこと

 

そして、そのゲームから【抜けることが大切です。例えばそれぞれが

 

【被害者】

「どうせ無理」から「私に何ができるかな?」

【迫害者】

「相手を責める」から「相手の成長を促す関りへ」

【救済者】

「代わりにやってあげる」から「相手の力を信じて見守る」

 

このように変化すると混乱摩擦不満】を生みだす人間関係心地よい人間関係へと変化していきます。

 

 

その為には【自分のパターンを知る】こと【自分を整える】ことがスタートになります。

 

かつての自分を守るために身に付けた行動パターンが、今のあなたにはフィットしなくなり今人間関係が苦しい。と感じているとしたら、

 

それは【もうその役割から卒業してもいい時期が来た!】というサインです。人はいつからでも、より心地よいより自由な関わり方を選びなおすことができます

 

 

その第一歩として4月に開催する【ビリーフチェンジIN唐津④】があります。

 

いつもこんな人間関係になってしまういつもこんな役割をしてしまう。それが自分の【運命】だ。と言って諦めていませんか?

 

実はそれは本当ではありません。宿命と運命を知る事で、自分がこれから進む人生の方向性が見えてきます!

 

是非!安心・安全な会場で、一緒に学びましょう!

 

【棚田克彦・心理学特別セミナー】

「心理学で運命を味方につけよう!」

【開催日】

4月18日19日

2日間の心理学セミナー

お申込みフォームはこちら!

【場所】(1・2回目と異なります)

・唐津市民交流プラザ 

※佐賀県唐津市南城内1-1 大手口センタービル3階 研修室1・2

※JR筑紫線【唐津駅】より徒歩5分

※唐津市役所の隣で、1階は唐津バスセンターです。

※駐車場は有料駐車場が近辺にあります

【時間】(1・2回目と異なります)

・10時~18時(両日とも)

※開始15分前から入室可能

※12時から90分昼食休憩

※付近に飲食店はありますが会場でも食べれます

※ゴミはお持ち帰り下さい

※ーーー※ーーー※

【セミナー内容】

・1日目:セミナーとワークショップ

・2日目:オープンカウンセリング

【お申込み】

お申込みフォームはこちら

 

 

【料金】

【Bコース】:76,000円

Aコース以外の方は皆さんBコースになります。

※料金は2日間を通してのものです

※1日のみの受講でも料金は変わりません

 

そして今回も!せっかく九州まで来て下さった棚田先生や、参加者様同士の交流の場を設けたい!と思います😊

 

講座後棚田先生を囲んで懇親会】も予定しています。そして、2日間のセミナー翌日4月20日(月)には、先生と一緒に【バスツアー】もあります!

 

 

懇親会バスツアーについて。又、会場までの交通情報や、遠方から来られる方のために、宿泊先等の情報下記の【詳細はコチラ!】にてご紹介していますので、是非ご覧くださいね。

 

過去の【ビリーチェンジIN唐津①②③】の様子や、参加者様のご感想等も掲載していますので、ご参考にされて下さい。

 

【ビリーチェンジIN唐津④】

↓ ↓ ↓

詳細はコチラ!

 

是非会場にて、一緒に学び、楽しみましょう!

 

 

【講師】 

・棚田克彦先生

【オーガナイザー】

・石橋 さとこ

・宮﨑 一也

・宮﨑 くみこ

 

では、又月曜日に♪

 

【参考文献】

◇エリック・バーン「人間関係の心理学」(創元社)

◇スティーブン・カルプマン「ドラマ・トライアングル」原著論文

◇アリス・ミラー「虐待される子どもたち」(みすず書房)

 

※毎週ブログには書いていない事、そして馬達の写真等も配信している、公式LINEへのご登録も是非😊

こちらをクリック!