乗馬インストラクターにも「トラウマインフォームドケア」

おはようございます。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。

 

連続して【トラウマインフォームドケア】について記事を書いていますが、

 

その考えは対人援助職・支援者・子育て中のママやパパ・保育園や幼稚園、学校の先生など人と人」が関わる場面大切にされる考え方です。

 

 

しかし、私が乗馬クラブを通して感じていることは、この考え方は、実は人と動物の関りにも、同じように大切だと思っています

 

なぜなら【乗馬のインストラクター】経験した私自身、そして【乗馬インストラクター】であるとーちゃん私達2人経験したからです。

 

心理学を学ぶ以前の私達は、表向きは良い人でしたが正直馬に対して感情的になっていました

 

まるで外では優しい人なのに家では威圧的な【家庭内モラハラと同じ構造

 

だったんです。

 

 

そして、これは私達夫婦だけが抱えていた課題ではありません残念ながら非常に多いことなんです。

 

1-1|自然界には「うつ」がない?

 

私達夫婦が心理学を学び、強く感じていることがあります。それは【トラウマインフォームドケア】は人を支援する人だけではなく

 

乗馬インストラクター馬のお世話調教をする方(※これ以降はまとめて「乗馬インストラクター」と書きます)】にも深く関係している。ということです。

 

 

なぜなら、動物と人との関係もまた心の関り土台となっているからです。

 

野生の動物には、私達が知るような「うつ症状」はほとんど見られないそうです。しかし、人に飼育されている動物には

 

・無気力

・食欲低下

・常同行動

・自傷行為

・イライラ

・攻撃性

・反応の低下、又は過敏

 

こうした心の不調=【異常行動として明確に見られます。では、なぜ?ここまで違いが出るのでしょうか?

 

1-2|心が壊れていく理由

 

実は、その理由は明確だと言われています。自然界での動物は、

 

・動く

・休む

・食べる

・仲間とつながる

・探索する

 

等々全てを自分で選択できますこの選択の自由心の健康を守っています

 

 

しかし、飼育環境では

 

・行動が制限される

・群れから切り離される

・運動量が足りない

・生活ペースが全て人に左右される

・本能、歴史、背景を無視される

 

これらのことが積み重なり、慢性的なストレスから心がすり減っていくんですね。

 

 

なので、馬や動物を飼育している「人」は、このことを十分に理解し配慮して、飼育環境を整えていく事が大切なのではないか?と感じています。

 

1-3|動物の心を深く傷つける行為

 

更に、飼育されている動物は、人の影響をとても受けやすい存在です。

 

・急に怒鳴られる

・気分で叩かれる

・罰がその日によって変わる

・理由もなく否定される

 

こうした予測不能な関りは、人間の子どもと同じように学習性無力感(どうせ何をしても無駄)】という感覚を生みだしたり、

 

又は噛む蹴る近づくだけで威嚇してくる。等の一般的に言われている問題行動が出てきます。

 

 

しかし問題行動が起きる時、それは【問題なのではなく、馬達・動物達の心と身体のSOSなんですね。

 

1-3|逆も又「ストレス」となる

 

しかし一方で、

 

・何でも許してあげる

・動物の習慣や特性を無視して人間の子どものように扱う

・飼い主の不安を投影して過干渉になる

・常に謝って接する

 

このような関り方も、馬を不安にさせます動物は人の不安緊張恐れ】を受け取ります

 

 

つまり、人が不安だと動物も不安なり、人が怒りを押し込めるとそれは馬や動物

に向かいやすくなります

 

1-4|馬に向く「怒りの正体」

 

馬や動物に対して怒りが湧き不当に扱う【乗馬インストラクター】少なくありません

 

そしてそれは、過去のトラウマ・ビリーフ(思い込み・価値観・信念)から起きていることが多い

 

 

乗馬クラブや動物の施設で、このような光景を目にしたことはありませんか?

 

・指示通りに動かない馬に怒鳴る

・罰として強く引っ張る・蹴る

・「こいつはバカだから!」と感情的になる

・イライラをぶつけたり優しくしたり不安定な接し方

 

その裏には、多くの場合【乗馬インストラクター】自身のビリーフ思い込み価値観信念)やトラウマがあります

 

例えば、幼少期迷惑をかけてはいけないというビリーフを持つと自分迷惑をかけた!と感じて苛立ち瞬間的に怒鳴ったり力任せに強く扱ったり

 

例えば、幼少期できる自分でなければ価値がないというビリーフ思い込み価値観信念を持つと、馬が思い通りに動かないこと=自分の価値脅かさる怖さから、怒りに変換される。

 

 

そして、例えば、幼少期ありのままの自分ではいけないというビリーフ思い込み価値観信念を持つと、

 

本能のまま(ありのまま)行動する馬を見るとイライラしつけという名必要以上厳しく接する。

 

こうした【無意識ながら抱えているビリーフ思い込み価値観信念投影という形で刺激されると、

 

 

相手がであろうが馬・動物であろうが、私達は【無意識】に【攻撃否定支配】に向かってしまいます。

 

しかし、これは自身の未完了の痛み(ビリーフ・トラウマ)】から、つい思わずとっさに無意識に反応してしまっていることで、実は自分でも悩んでいる方も多いのではないか?と思います。

 

1-5|指導する相手にも起きる

 

そして実は【乗馬レッスン】を通して【乗馬インストラクター】から怒鳴られたり否定されたりして、深く傷ついてしまう方少なくありません

 

 

ただ、馬が好きで、ただ、趣味として楽しみたいだけなのに…。そのようなお話を私達も耳にしたり、SNSで目にする事はとても多いです。

 

実はそれも【乗馬インストラクター】自身のビリーフ思い込み価値観信念)やトラウマによって感情が爆発してしまうから。なんですね。

 

例えば

・ちゃんとして欲しいが強すぎる

・教える自分がダメだと思われたくない

・言う通りにしない(できない)とバカにされたようでイライラする

 

幼少期からちゃんとしてできる自分頑張り言われたことは嫌でもやってきた、そして自分を抑えてきたにとって、

 

そうしない(できない)騎乗者(レッスン生)を見るとイライラしてしまうんですね。

 

 

こうした自身が抱える心と身体の反応が、レッスンを受けている騎乗者(レッスン生)にも【痛み】を与えてしまいます

 

対人援助職・支援者も同じ保育園・幼稚園・学校の先生も同じ子育て中のママやパパも同じです。

 

人と関わる、又は指導したりお世話をする方全てに言えるのは、自分心と身体が整っいないと、その影響相手(相談者さん・生徒さん・子ども達)が受けてしまうことになってしまいます。

 

1-6|だからこそ

 

これはもちろん、馬だけ限らず犬や猫などのペットを飼う飼い主さんにも言えることです。

 

動物と関わる人にも、人と関わる人にも【トラウマインフォームドケア】は必要です。【トラウマインフォームドケア】とは、

 

・安心を作る

・予測可能性を作る

・尊重する

・否定しない

・相手の「本能・背景・歴史」を理解する

 

という傷つけない関り方です。先ずは、支援する・指導する側癒されること始まります

 

 

そうしてその結果心と身体が整うことで、

 

・動物の本能が理解できる

・イライラではなく、観察が増える

・相手を尊重できる

・否定や大声を使わなくなる

・問題行動が減る

・信頼関係が深まる

 

人が変わると、動物も変わります指導の質も変わります関係性劇的に良くなります

 

【相手を変えたいなら、先ずは自分が変わること】

【相手を知りたいなら、先ずは自分を知ること】

 

というシンプルなことです。

 

自分の心と身体のケアをすると、人生のハンドルは自分の手に戻り、進みたい未来へ確実に進めるようになります。

 

 

これは、動物にも人にも、そして自分自身にも優しい生き方ではないかと、私達は思います😊

 

以前にも、人と馬の関係性について書いた記事があるので、是非ご覧ください。

 

・馬と繋がる事は自分と繋がる・ということ

・乗馬の魅力「ホリスティック乗馬」

・馬と自分と繋がる【ホリスティック乗馬】

 

4月に【ビリーフチェンジの創始者:棚田克彦先生】を唐津にお招きし、

 

 

ビリーチェンジIN唐津④2日間の心理学セミナーを開催します。

 

今回もフォーシーランチ乗馬のメンバーさん大阪より参加されます。

 

 

本当の意味で【馬や動物と心地よい関係】を築きたい方にも、是非お勧めのセミナーです!

 

【棚田克彦・心理学特別セミナー】

「心理学で運命を味方につけよう!」

【開催日】

4月18日19日

2日間の心理学セミナー

お申込みフォームはこちら!

【場所】(1・2回目と異なります)

・唐津市民交流プラザ 

※佐賀県唐津市南城内1-1 大手口センタービル3階 研修室1・2

※JR筑紫線【唐津駅】より徒歩5分

※唐津市役所の隣で、1階は唐津バスセンターです。

※駐車場は有料駐車場が近辺にあります

【時間】(1・2回目と異なります)

・10時~18時(両日とも)

※開始15分前から入室可能

※12時から90分昼食休憩

※付近に飲食店はありますが会場でも食べれます

※ゴミはお持ち帰り下さい

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【セミナー内容】

・1日目:セミナーとワークショップ

・2日目:オープンカウンセリング

【お申込み】

お申込みフォームはこちら

 

 

【料金】

Bコース】:76,000円

Aコース以外の方は皆さんBコースになります。

 

※料金は2日間を通してのものです

※1日のみの受講でも料金は変わりません

 

そして今回も!せっかく九州まで来て下さった棚田先生や、参加者様同士の交流の場を設けたい!と思います😊

 

講座後棚田先生を囲んで懇親会】も予定しています。そして、2日間のセミナー翌日4月20日(月)には、先生と一緒に【バスツアー】もあります!

 

 

懇親会バスツアーについて。又、会場までの交通情報や、遠方から来られる方のために、宿泊先等の情報下記の【詳細はコチラ!】にてご紹介していますので、是非ご覧くださいね。

 

過去の【ビリーチェンジIN唐津①②③】の様子や、参加者様のご感想等も掲載していますので、ご参考にされて下さい。

 

【ビリーチェンジIN唐津④】

↓ ↓ ↓

詳細はコチラ!

 

是非会場にて、一緒に学び、楽しみましょう!

 

 

【講師】 

・棚田克彦先生

【オーガナイザー】

・石橋 さとこ

・宮﨑 一也

・宮﨑 くみこ

 

では、又月曜日に♪

 

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