学級崩壊の予防とは

おはようございます。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。

 

今日は学級崩壊について。

 

 

私も息子が4人居て、子ども達が学生の頃実際に【学級崩壊】となり、担任の先生が変わった保護者の経験をしています。

 

2018年2月に【学級崩壊】の記事を書いていたので、良かったら是非一読下さい😊

↓ ↓ ↓

【気になった「学級崩壊」について聞いてみました】

 

今日は【学級崩壊】について。前回のブログ内容とは、又違った視点から書いてみようと思います。

 

1-1|ヒヤリ・ハット

 

皆さんの中には、職場で【ヒヤリ・ハット】という言葉を聞いた事がある方も、多いかもしれませんね。

 

今は医療や介護、子育て支援、交通分野等、様々な場所で【危機管理対策】や【災害防止】として活用されているもので、

 

 

普段のお仕事では、当たり前のように取り組んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

これは【ハインリッヒの法則】と言われるものから生まれたものです。

 

【ハインリッヒの法則とは】

事故発生に関する経験法則の一つです。

 

ハインリッヒの法則の内容は1件大規模な事故が発生した場合、その背景には29件小規模な事故300件未然の事故(ヒヤリ・ハット)が存在するというものです。

 

大規模な事故を防止するためには、幸い事故には至らなかった「ヒヤリ・ハット」事故や小規模な事故の原因を究明し、事故を起こさないルールの周知徹底を図りましょう。

(あしたの人事 より出典)

 

というものです。簡単に言うと、事故の発生は確立的なもので、

 

大事故を予防するには小さなトラブルを無くすことが必要

 

という事なんですね。

 

1-2|教育現場も例外ではない

 

さて、そこで考えて欲しいのですが【学校】の場合、皆さんはどう思われるでしょうか?

 

実は「危機管理マニュアル」は、学校保健安全法に基づき、すべての学校で作成が義務づけられています。

 

学校における【ヒアリ・ハットの危機管理】について、是非こちらをご覧ください。

↓ ↓ ↓

【多くの危険は未然に防げる!ヒアリハットの危機管理】

 

1-3|大切な【経験】

 

さて、子どもの「発達成長」に欠かせないのが【体験】です。

 

未知の事に興味・関心を持ち、それに挑戦する事で失敗や成功、嫌な思いや嬉しい思いを【経験】する事ができます。

 

 

そして「他にどうすれば良かったかな?」「次はこうしてみよう!」と、失敗や嫌な思いが成功・成長の糧となり、

 

成功や喜びは、達成感に繋がっていき「自信」が付く事で【自己肯定感】も上がっていきます。

 

そして様々な【体験】から、自分はこれが得意好きで、これは苦手・嫌い。という【自己理解が深まることで自己効力感】も育ちます。

 

そのような【全体体験】=【プロセス】が、人を、子ども達を成長させていくんですね😊

 

 

だけど、様々な【】ができる環境を、親が作ってあげよう!とするには、私達もそうでしたが経済的・時間的余裕がない。というご家庭も多くあります。

 

1-4|学校とは?

 

そこで【どのような家庭環境子ども達にも

 

平等に与えられた権利】として【学校】は在る。

 

と、私は思っています。

 

学校】という場所は、例えば音楽室のグランドピアノや理科室の顕微鏡のように、各家庭では揃えられない多くの物が有り、子ども達は様々な【体験】ができますよね。

 

 

そして、共有で使用するものや、数多くの備品が揃っている施設が【学校】です。そして、多くの子ども達や先生が過ごす場所でもあります。

 

1-5|注意は厳しい?

 

そのような【学校】という場所で【ゴミが散乱していたり、おしゃべりが多い、自分勝手な行動をする】

 

等の【学校内の乱れ】は、一つ一つは大した事ではないかもしれませんが、実はそこが【未然の事故ヒヤリ・ハット】の部分であり、

 

その部分を見逃していくことで【小規模→大規模な事故】=【イジメや学級崩壊】に繋がっていく。という事ではないでしょうか?

 

以前「ゴミをきちんと捨てて下さい・おしゃべりが多い」と、三者面談の時、息子が先生から注意されていましたが😂

 

 

「たったそれぐらいの事」と、終わって愚痴をこぼしていた息子に、

 

「先生も、大きな問題に繋がっていかないよう注意してくれているんじゃない?注意されなかったらやりたい放題するやろ?」と聞くと【うんまあね。】と、言っていました。

 

学校でのヒヤリ・ハット】を理解していると、目くじらを立てて怒る先生の事も理解できますよね😊

 

学校は集団での活動になるのでルールが在る。それも確かにそうですが、実は子ども達の【危機管理】=【安心安全を守る】為にもルールはある。ということですね。

 

 

今は、先生が生徒に注意したり、時には怒ったりする事がタブーな時代になり(体罰や感情をぶつけたりは絶対ダメですよ!)

 

それと並行して【先生がうつ病になる】【学級崩壊】【不登校】【いじめ】のような事例が増えているように感じます。

 

 

1-6|日本の文化

 

学校に通う事。その環境当たり前】と、私達大人が思っていると、学校は皆一緒で、厳しく、個性を潰す場所】と感じるかもしれませんが、

 

実は【小さい頃から親が作れない環境をいつも揃えてくれ、子ども達に様々な「体験」をさせてもらえる場所】なのかもしれません。

 

 

この感覚を私達保護者先生世の中の大人】が持つ事で保護者と先生が協力し、今学校で起きている様々な問題が解決しそうな気がします。

 

なぜ?日本が海外から礼儀マナー優しさを評価されるのか?

 

なぜ?日本が震災等大変な時に海外のような「暴動・略奪」起こらないのか?

 

 

それは

 

日本の教育は日本の文化

 

だから。のように感じます。

 

 

日本の文化を守ろうとするように、進化を取り入れながら日本の教育の文化どのようにしたら守れるのか?

 

私達大人が真剣に【子ども達安心安全環境】というものを、根本から見直し考える事必要なのかもしれません。

 

では、又月曜日に♪

 

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