ふり。の生き方
おはようございます。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。
以前の私は、
・平気なふり
・強いふり ・できる人のふり ・ポジティブなふり |
私はずっと、この【ふり】をして、過ごしてきました。
若い頃はそれで物事が上手くいくし、自分の好きな事ができるし、いつも何かに対して「やりがい」を感じていて、
自分でも【ふり】をしていた自覚は全くなく、むしろ【私ってこんな性格♪】とも思っていました。
だけど、結婚と同時にその感覚は一転。
信頼していた人からの裏切り(と思い込んでいた)。そしてそこから対人恐怖になり、
子育てで悩み、夫婦関係で悩み、独立開業した乗馬クラブの経営で悩み…。
こんなはずじゃ無かった…。
自分1人の時は、嫌なら辞める・離れる・リセットすることも、簡単にできていたのに、夫が居て子どもが居て乗馬クラブが在る…。
この時、私にとって家族や乗馬クラブは、自分をがんじがらめに縛り付け、逃れることができない重荷のような感覚でした。
1-2|それでも続けた【ふり】の生き方
上手く行っている【ふり】家族が仲が良い【ふり】悩んでいない【ふり】
私はそれでも、外に向かってこの【ふり】を続けていました。というか、
このやり方、生き方しか知らなかった。
でも、家の中では常にイライラ!機嫌が悪く、大声をあげ、時には子どもに手をあげる日々。
自分でも、自分の感情をどうしたら良いかもわからず、だけど現実から逃げ出すこともできない。
私を苦しめているのは、人の文句を陰で言う人達や(言われている!と思い込んでいた)理解しない、何も手伝わないとーちゃんや、いう事を聞かない子ども達のせいだ!
と、全て周りのせいで、この環境のせいだ!私は1人でこんなに頑張っているのに!と、本気でそう信じていました。
そして一層の事、自分が消えて無くなれば楽になるかもしれない…。という思いにいつも駆られていたんです。
1-3|心理を学んで分かった事
そしてビリーフチェンジに出逢い分かった事。【ふり】は本当は【ふり】向いて欲しい。認めて欲しい。
そしてその【ふり】をしている時の下にあるのは【我慢・頑張り・努力・自己犠牲】
なので、
真逆の【我慢・頑張り・努力・自己犠牲】をしない人、していない人にイライラします。腹が立ちます。
・弱音を吐く人
・すぐ「できない」という人 ・ネガティブな人 ・我慢できない人 ・頑張らない人 ・努力しない人 ・自分さえ良ければという人 |
これを見た時、今度は相手を責めたり、自分の「正しさ」を押し付けたくなったり、又は傷付けるような言葉や態度を【ふりかざす】
これが「セラピスト」「カウンセラー」「占い師」だったら…
これが「幼稚園」「保育園」「学校の先生」だったら…
これが「医師」「看護師」「介護士」「公認心理師」「臨床心理士」「保健師」「市職員」「地域の支援者」だったら…
そして、これが「親」だったら…
人を【手助けし・支援し・育てる側】の相手の多くは
・弱音を吐く人(子)
・中々できない人(子) ・ネガティブな人(子) ・我慢できない人(子) ・頑張れない人(子) ・努力できない人(子) ・自分のことしか考えられない人(子) |
【ふり】で我慢し頑張っていると、その限界を超えた時【相手を傷つけたり】【虐待】が起こります。
世の中でニュースになっているような、良い先生だと思っていたのに…という【支援者の虐待】はこの原理なんですね。
本当は自分の中で精一杯頑張っているのに。我慢し、努力しながら自己犠牲もしているのに…。最後は報われないなんて悲しすぎます。
【ふり】は、自分自身に丁寧に向き合い【ふり還る】事が大切。解決できる課題です。
いつでもご相談下さい。
では、又月曜日に♪
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