あの人から〇〇された!
おはようございます。公認心理師・ビリーフチェンジ心理セラピストの宮﨑くみこです。
1-1|人間関係の悩み
あの人から〇〇された!
あの人からこう言われた!
私達の日常の中で、このような会話はよく耳にしますね。
私が対人恐怖、そして夫婦関係が上手く行かなかった時、まさに上記のような感覚がとても強かったんです。
そして、ご相談に来られる方は「職場の人間関係が上手くいかない」「友達と会うのがしんどい」「夫婦や恋人との会話が上手くかみ合わない」など、
【人間関係】で悩みを抱えていらっしゃる方がほとんどです。もちろんその方それぞれに【ビリーフ(思い込み・価値観)】が関わっていますが、
考え方として共通していることがあるなぁ。と、感じます。
1-2|不安とイライラ
例えば、私が結婚した頃、とーちゃんが朝仕事で家を出る時、こちらを見ず無言で出かけた時、その瞬間「私を無視して行った!」「私は大事にされていない!」「何か私が怒らせることでもしたかな?」と、
一気に不安とイライラが込み上げてきて、朝の風景を思い出すだけでもイライラする!と、なっていました。
それは1日ずっと続き、そして夕方、家事をしててもイライラするし「まだ怒ってるかな?」と気になっていた時、とーちゃんが帰宅。
「ただいま!」という声を聞いても、今度は私が顔も見ずに小さな声で「お帰り」とつぶやき無視した時、とーちゃんから「何か怒ってる?」
との一言で大爆発!「あんたが朝、私を無視して行ったやん!」
だけど、よく話を聞くと、とーちゃんは「今日は嫌な人と一緒に働かないといけなくて、朝は凄く憂鬱でその事で頭がいっぱいだった。ごめん」とのことだったけど…。
「だからって、私にそんな態度取らなくてもいいやん!」と、イライラがおさまらない。という状況でした。
そして、その頃の夫婦仲は、些細なことでケンカが絶えませんでした。
1-3|益々こじれる人間関係
上記の頃の私のように、相手の言動に「きっと私が悪いんだ」「大事にされていない」「無視された!」と、意味付けをして、それがあたかも真実のように思い込むと、
自分が傷ついた【被害者】になってしまいがちですよね。すると、自分の心を守るために相手に壁を作ったり、冷たくしたりして、益々関係はこじれていきます。
そういった【選択・行動】をした時、中々人との心地よい人間関係が育まれることはなく、
相手を【加害者】にしてしまい、本当は【話せばすれ違い】で済むことまで大きな問題にして、
相手と嫌な関係になったり、相手が自分から離れていき「やっぱり私は孤独だ」ということを度々経験してしまうんですね。
その【孤独】は、もしかしたら子どもの頃からそうだったんじゃないでしょうでしょうか?
1-4|被害者意識
【被害者意識】は、自分が不当に扱われた!と感じ、その苦しさの原因を外に求める働きです。
もちろん、人は本当に理不尽な扱いを受けることもあります。しかし【被害者意識】が強くなると、自分の力では「何も変えられない」という無力感を感じたり、
相手や状況を責めることに意識が向き過ぎて、
自分の行動や感情を整えることや最善の選択・行動が難しくなります。
でも、実は【被害者意識】は【心の防衛】でもあり、自律神経による【防衛反応】でもあるそうです。
「自分は悪くない」と思う事で自尊心を守っている。とも言われています。
だからこそ「私はいつも被害者的に感じてしまう…。」と、気づくこと、そして、それを責めたり否定したりするのではなく、
「今自分はどんな気持ちになっているのか?」「何を守ろうとしているのか?」と、内側に目を向けてみることが大切です。
【被害者意識】を手放す事は「自分の人生を自分の手に取り戻すプロセス」だと、今の私はそう感じています。
自分の選択や感じ方に責任を持てるようになることで【他人や環境に振り回されず】自分にとって最善の選択ができるような、しなやかな強さが育ったように思います。
結果それが、自分が心地よい人とつながっていけるようになり、今が在る。と感じています。
1-5|外側より内側を
人間関係が上手くいかない。と感じた時【私は今、何に傷ついた。と感じたんだろう?】【相手にどうして欲しかったんだろう?】と、
自分の内側を見つめてみること、そして、身体の反応を感じてみることを見つめてみると、少し違う景色が見えてくるかもしれません😊
そして、最終的な1番の課題は、先日の【出版記念特別セミナー】にご参加くださった方々は、もうご存じですね。
【被害者意識】から抜け出したい!と、思う方は是非ご相談下さい😊
では、又月曜日に♪
※毎週ブログには書いていない事、そして馬達の写真等も配信している、公式LINEへのご登録も是非😊