24のビリーフ⑨【自由に行動してはいけない】
自由に行動してはいけない(自分の人生を生きてはいけない)
〇成長に関するもの
【主訴】
【自由にこうどうしてはいけない(自分の人生を生きてはいけない)】を持つものは「自分がする事の中に正しい事や安全なものは何一つない」と感じていて、不安や恐れがある為に、やりたい事を行動に映せない。
自分一人では、何をどうしたら良いか分からず、いつも指示してくれる人を見つけようとする傾向がある。自分を信じる事ができない為に、些細な事でも決断を下す際に非常に苦労する。
反抗期に現れた場合には、不安を抑圧してどんどん行動する。
自由にこうどうしてはいけない(自分の人生をいきてはいけない)を持つものは
☑自分の考えで行動しようとすると、恐怖を感じる。身体が固くなる。心臓がドキドキする。
☑自分に自信が無いために、やり屋い事ができない
☑やりたい事が見つからない(やりたい事をさせてもらった事が無いので「やりたい」という気持ちを抑圧しているから)
☑やりたい事をやると罪悪感を感じる
☑計画はするけど、実際にはやらない
☑考えるばかりで行動しない
☑やらない言い訳、できない言い訳が多い
☑やる前から「自分にはできない」と思ってしまう
☑仕事の手順が遅い
☑心配性で優柔不断。決めるまで悩んで、決めた後も悩む
☑「これでいいですか?」と他人に行動の許可を求めたがる
☑ひきこもり
☑強迫性障害
☑強迫性・依存性パーソナリティ障害
※ーーー※ーーー※ーーー※
※全てが当てはまる訳ではありません
刷り込みの場面
【自由に行動してはいけない(自分の人生を生きてはいけない)】を持つものは、こどもなら誰でもやっている遊びや活動をやらせない、心配性で恐怖心の強い親によって刷り込まれる
- まだ小さいから
- こどもには危ないから
という理由は、一見するとこどもの為を思っているようだが、実は親自身が持つ不安や罪悪感をこどもに押し付けているだけである。(「私は自分が失敗するのが怖い。だからお前も私のように失敗を怖がりなさい」)
刷り込み場面(一例)
☑心配性で過干渉の親に育てられた為に「自分がする事で正しい事や安全な事は1つも無い」「もう、自分で考えるのは面倒だから止めてしまおう」と思い込み、いつも何かを指示してくれる人を見つけるようになった
☑「ああしろ」「こうしろ」と指示的で支配的な親に育てられた為、自立性を失い「私が行動すると間違う」「私は行動してはいけない」と思うようになった。
☑親が心配性で不安が強く、行動をしない人だった
☑「一度失敗すると、取り返しがつかないよ」と言われて育った
☑失敗すると責められた
☑上手くできても褒められなかった
☑いじめや虐待を受けた事がある
※棚田克彦 書籍「あなたの悩みがみるみる消える24の方法」より出典
よく見る親子関係
私がよく見る親子関係として、親が威圧的で、強く支持的だと(でも親は気づいていない)そのこどもは、口数が少なく、何となく覇気が無いような…。
だから、親は尚更イライラして「こいつ全然ダメだから」「お前、こうしろ!」等、こどもを自分が思うように支配コントロールしたくなる。そしてこどもは更に、どんどん自分で行動できなくなって、又親がイライラの繰り返し…。
こどもに対して「もうちょっとしっかりしてくれれば…」と、いつもぼやいている方々はとっても多いと感じます。
他には、こどもの為…といいつつ、せっかく、こどもが失敗や成功の【体験】ができるチャンスを【危ないから】という、親が持つ不安の為に、こどもを制限している光景は日常茶飯事目につきます。
結局、このどちらも偏り過ぎ。相反する接し方だけど、こどもがいづれにしても、同じように【自由に行動できなくなる】という結果を生みだします。
様はバランスです。そのバランスを取る為には、まずは【知る事・気づく事】だと思います。
さて、読んでみてどうでしたか?気になった事、聞きたい事がありましたら、是非、ご相談下さい。