24のビリーフ⑫【正気であってはいけない】
正気であってはいけない
〇精神・身体に関するもの
【主訴】
【正気であってはいけない】を持つものは
- 無意識に自分を追い詰めて狂わせようとする
- 変わった言動によって、周囲の注目を集める
- 変わった言動で周囲をコントロールしようとする
正気であってはいけないを持つものは
☑気がおかしくなりそうな気がする
☑(無意識に)自分で自分を追い詰めて気をくるわせようとする
☑自分の気がおかしくなりそうな程の絶望的な悲しみや恐れを覆い隠す為に、怒りや憎しみを持ち、自他を傷つける
☑変わった行動や発言をして注目を集める
☑暴れたり、叫んだりして周囲をコントロールする
☑人から
- あなたは変わってる
- あなたは変だ
と、言われると嬉しい
☑私は他の人と違ってどこか変わってる。と感じている
☑人がやらない職種に就く
☑性的に変わった趣味を持っていたり「自分は変態ではないか?」と思う事がある
☑動物を虐待したり、殺したくなる。又は実際にやっている
☑統合失調症などの精神病を持つ親のこどもが、本人は精神病でもないのに、精神病者と同じように現実を歪曲して認識したり、おかしな発言や行動をする
☑ことさた普通に振舞っている感覚(私はノーマルです)
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全てが当てはまる訳ではありません
刷り込みの場面
もし、こどもがおかしいかのような行動をした時だけ、周囲から注目されたり、他人の頭のおかしな行動の真似をしても矯正されないとき【正気であってはいけない】が刷り込まれる可能性がある。
精神病の親や親せきの言動をお手本にして身に付ける場合もある。統合失調症の親を持つこどもの中には、現実の認知に困難を伴う場合もあるが、これらは、親からの「正気であってはいけない」のメッセージの影響である。
そうしたこども達自身は、本当は精神病では無い為、サイコセラピー(心理療法)で矯正する事が可能である。
刷り込みの場面(一例)
☑頭がおかしいような発言や行動をした時だけ、人から褒められたり、注目してもらえた
☑統合失調症などの精神病を持つ親や親せきの、おかしな発言や行動を真似しても、誰からも直されなかった
☑両親から愛してもらえない事実に直面して、気が狂いそうになるほどの絶望的な悲しみ、恐れを感じ、そうした絶望的な悲しみや恐れを感じなくても済むように、自分や他人に対して怒りや憎しみを持つようになった(私はいたって普通だ。お前は私の気をおかしくさせる気か!)
※棚田克彦 書籍「あなたの悩みがみるみる消える24の方法」より出典
愛される手段
こどもは、置かれた環境の中で、自分なりに一生懸命成長し、生きていきます。大人からの注目を集める事は、こどもにとっては【愛される手段】
健気なこどもの行動の下には、そんな切なく純粋な欲求があることを、親だけではなく、こどもに関わる周りの地域の大人や支援者も、気づいてあげれると良いですね。
もちろん、私もそう在りたい。と思っています。
さて、読んでみてどうでしたか?気になった事、聞きたい事がありましたら、是非、ご相談下さい。